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コブラ諏訪 (紹介記事)

6月23日(金)のセミファイナルに登場するコブラ諏訪は今から36年前、カナダのトロントで生を受けた。開業医である両親のもと、6歳まで米国・ロサンゼルスで育った彼だが、両親の離婚が原因で日本に戻ることになる。

「当時は日本語が話せないから友達もできず、言葉の壁で勉強も遅れました」。そう幼少時を振り返る、諏訪。学生時代は足が抜群に速く、陸上部からスカウトを受けるほどで、現在もピューマ渡久地ジム精鋭たちが揃い走り込みを中心としたキャンプに出掛けるとコブラに短距離走で勝てる選手はいない。

時を経て03年7月。プロ・ボクサーとしてのスタートを切った諏訪は、後楽園ホールでのデビュー戦を見事な1回KO勝利で飾るが、以降、勝ちと負けを繰り返し、決して順風満帆なプロ生活ではなかった。2013年3月、東洋太平洋ウェルター級王者の渡部あきのり(協栄)に挑戦し6回TKOで敗れ、続けて10月には日本同級王者の高山樹延(角海老宝石)にも最終ラウンドでダウンを奪うも10回判定で敗れ、ベルト奪取はならなかった。

ロングセラー「餃子ダイエット」の著者としても知られ、その美貌、抜群の容姿でメディアに取り上げられることも多く、業界内外にファンが多い女史、渡久地聡美会長は、斬新なアイデアを愛弟子に与えた。「海外のリングに地域王者のベルトを奪いに行こう」というものである。その作戦は見事に功を奏し、2015年3月以降、続けてタイのリングに上がり続けた諏訪は、日本未公認ながらPABA、WBC/ABCOなどの地域王者のベルトを着実にコレクションしてきた。「意識朦朧とするくらいの暑さのなか、タイのデコボコなリングでの上でタイトルマッチを勝ち抜いてきたのは「経験」という名のかけがえのない財産になった」という。

昨年12月、意外にもラーチャシー・シットサイトン(タイ)に僅差の12回判定負けで虎の子のベルトを失うことになるが、そのラーチャシーは次戦で大石豊(井岡弘樹)を12回TKOで下し、東洋太平洋スーパーウェルター級王座をも手中にする実力者なのであった。コブラとラーチャーシーによる第3戦が行われることを心待ちにする熱心なボクシング・ファンは多い。

約2年2ケ月ぶりに東京・後楽園ホールのリングにかえってくる諏訪。「うれしい反面(後楽園ホールは)特別な場所。良い意味で緊張します」。弾けるような笑顔で語った。対するポンパノム・ペットブームジムは、15戦9勝3KO4敗2分のレコードを誇るタイ戦士で、今回が日本初来日。朝は6時起きでロードワーク。午前中は身体のメンテナンス。午後からジムのサポートを行い、夕方からは自らのジムワーク。そんな愚直なまでにストイックな生活を長年続けてきている諏訪。トレーナーで現役ボクサーを兼ねる、デスティノ・ジャパンとの息はぴったりである。「まずは目の前の再起戦に全力を注ぎます。今後、どんなチャンスでもどん欲に追いかけていきます。コブラ諏訪に期待してください!」。(岡庭 慎)

 

 

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